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      [ 本邦 初公開のディナーショー照明]

      [ ソースフォータイプのスポット ]

今年2月、大雪の時に行われれた某ディナーショーの写真です。

「よくあるディナーショーの写真じゃないか。どこが本邦初公開なんだ」という、突込みが聞こえてきそうです。

当然ですよね。

これはオールLEDで、仕込まれた照明です。

「今どき、珍しくもないね」

スポットライトもピンスポットもLEDに改造したものを使って行いました。

「だから、何なの」

この照明は、平行電源だけで行われたのです。

分電盤から電源をいっさい取っていません。

多分、日本で最初だと思います。

写真がないのが残念ですが、調光卓は手作りの24ch一段プリセット。

ドクターMX(PC)を使って、25鍵のUSBキーボード。

たった、それだけです。

これも本邦初公開でしょう。

いずれ仮設照明は、こういうスタイルになっていくのだろうと思います。

この写真を見た、学校巡演の劇団さんが同じシステムを採用したいとのことで、4月に納入、セッティングを行いました。

「パソコンのお世話」も含まれてしまいますので、なかなか難しいですよね。

矢印をクリックすると、写真がスクロールします。

写真をクリックすると、拡大します。

 

 

 

ディーナーショーをオールLEDでやってみて、分かったことがあります。
LEDパーライトで色をつけ、改造スポットライトで「エスエス」「ぶっちがい」を仕込んだだけだと、十分成り立つのですが、いまひとつ表現がさびしいです。
この時は間に合わなかったのですが、ソースフォータイプのLEDがあれば「GOBO」でパターンを出したり、シャープエッジの光線が出せて、ずいぶん表現の幅が広がった可能性があります。
100wのソースフォータイプのLEDです。
ソースフォーのレンズ/パターンホルダー/アイリスシャッター、全部問題なく使えます。
明るいです。
LEDは前に熱があまりこないのでGOBOパターンにフィルムが使えます。
猫ちゃんの写真は、OHP用紙にプリントアウトしたものです。
3時間以上の使用に耐えました。
本家の価格の三分の一程度の金額で買えます。
こんなこと書いていいのかな。
興味のある方は、見に来てください。

   [ 500wスポットの改造 ]

何回も書きますが、色の変わるLEDパーライトは業界にすっかり定着してきました。

良い時代になったものです。

ですが

色の変わらない普通のLEDスポットが、なぜか、なかなか出てきません。

あることにはあるのですが、テレビ用として20万円を超えるような商品ばかりです。

フォーカスが変えられるフレネルレンズや凸レンズが付いたLEDのスポットライトが欲しいというのは、特殊な考えなんでしょうか。

そんなことないよなあ。

ということで、作ってみました。

「無いものは作れ」です。

3年ほど前からの開発スタートですが、その頃から秋葉原で、大容量のLED素子(といっても現在200wまで)が販売され始めたのです。

光源さえ手に入れば、光学系は100年の歴史があるのだから、なんとかなるはずです。

今では、照明会社で埃をかぶっている500wスポットはいくらでもあるはずで、DF、ベビースポット、FI-6H、など手当たり次第にLED化の改造をしてみました。

最初は50w(放熱ファンがいらない)からの改造でしたが、いまいち暗く、ファン付きで100wで落ち着いています。

LEDの調光基盤は、システムプランナー製(国産)を使っています。

予算が厳しい場合はLitePuter製(台湾)になります。

改造希望の方は、遠慮なく連絡を。

 

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